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1日の必要量と副作用

1日の必要量

グルコサミン5に対してコンドロイチン4が理想的と言われています。
一般的に
• グルコサミン1500mg
• コンドロイチン1200mg
関節痛改善に必要とされている量と言われます。
しかし、さらに詳しく調べてみるとやはり体重によって1日に最低必要なグルコサミンとコンドロイチンの量というデータを見つけました。
アリゾナ大学の研究結果によると

体重別 1日の最低必要な摂取量

体重 1日の効果的な摂取量
54Kg以下の人 グルコサミン1000mg+コンドロイチン800mg
55~90Kgの人 グルコサミン1500mg+コンドロイチン1200mg
90Kg以上の人 グルコサミン2000mg+コンドロイチン1500mg

つまり体重50kgの人はグルコサミン1000mgコンドロイチン800mgでも充分という事です。
同様の報告が米国ジャーナル、薬品ネット.comでもあり、上記のグルコサミン5対コンドロイチン4 のルールと合致しました。
関節痛改善にはこの2つの成分(グルコサミン、コンドロイチン)を一緒に摂る方が効果的と言われています。
また飲み方としては グルコサミン、コンドロイチンともに、1日を通して数回に分けて摂取するのが良いと言われています。(たとえばグルコサミン塩酸500mgとコンドロイチン硫酸400mgを3回摂取、あるいはグルコサミン塩酸750mg とコンドロイチン硫酸600mg を2回に分けて摂取など)

健康食品としてのグルコサミン

健康食品として幅広く認知されるようになったグルコサミンにもいろいろな化学構造があり、製品によってはきちんと明記しているものもありますので、ラベルをよく見ましょう。グルコサミン塩酸(HCl)というのが、最も一般的に健康食品として利用される化学構造で、コンドロイチンとコンビで臨床研究に使用されることも多い物です。

健康食品としてのグルコサミンを詳しく知る

グルコサミンは軟骨細胞を形づくる最も重要な栄養素の一つと云われています。グルコサミンは体内でも合成されていますが、加齢にともない合成が分解に追いつかなくなったり、関節軟骨の磨耗や運動による関節の酷使などで体内や関節内で欠乏すると、関節内での細胞の新陳代謝に障害が出てしまいます。 健康食品として一般的に飲まれるようになったグルコサミンは軟骨に水分を吸引するコンドロイチン硫酸との併用で、より優れた効果を発揮します。
健康食品としてグルコサミンは、ヨーロッパでは、10数年前から変形性関節炎に対する医薬品として認可されています。

副作用~多く摂取した場合は?~

グルコサミン、コンドロイチンについてそれぞれの副作用を調べてみました。

グルコサミンの副作用

過剰摂取しなければ特に副作用はありません。 グルコサミンは通常の食品に近い成分なため、これまでの臨床試験においても、特に問題となる健康被害や副作用、過剰症は報告されていません。 また他のサプリメントや医薬品との相互作用も報告されておらず、併用は問題ないと言われています。
ただし、人によってはグルコサミンで腸内の不快感を訴えたり、眠気、皮膚反応、頭痛などの副作用が考えられます。 これらの症状が見られたら量を減らすか使用を見合わせたほうが良いでしょう。
また、グルコサミンの過剰摂取により、胸焼け,胃痛、吐き気,消化不良などの胃の不快症状が現れることがあるという報告があるようです。その場合は摂取量を控えて様子をみていただき、それでも不調が続く場合はかかりつけの医師にご相談されることをお勧めします。
また、グルコサミンはアミノ糖であるため、血糖値に影響を与えると考えられています。しかし、最近実施された臨床治験ではそういった結果は出ませんでした。

グルコサミン摂取によるアレルギーは

グルコサミンのサプリメントはカニ、エビ、ロブスターなど甲殻類の殻を使っていることが多いため、甲殻類や魚介類にアレルギー反応を示す人が摂取するとアレルギーを起こすことがあります。このようなアレルギーの方たちは、トウモロコシ(コーン)から抽出されたグルコサミン製品を摂取するべきでしょう。

コンドロイチンの副作用

コンドロイチンも特に問題となる健康被害や副作用、過剰症は報告されていません。 また他のサプリメントや医薬品との相互作用も報告されておらず、併用は問題ないと言われています。 人によってはコンドロイチンの場合は胃腸のむかつきなどが副作用として知られています。

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